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皆様

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今夏は様々大変な状況ですが、どうか皆様ご無事でお過ごしいただけたらと祈っております。

さて、先日は年末の全交響曲連続演奏会に関して、合唱団の始動という明るい話題をお届けすることができました。今回は、それとは異なり、残念なお知らせとなります。
予測はしていたのですが、年末の全交響曲連続演奏会に続くウィーン交流演奏会を延期することといたしました。ウィーン方とも相談し、現状及び近い将来を見通した結果、2020年末の実施をあきらめ、新たな気持ちで2021年以降に延期することといたしました。
当団もウィーン方も中止という言葉は一切出ず、まだお目にかかったこともないのですが、きっとウィーンで会えることを誓い、延期という決断をいたしました。
ベートーヴェンのメモリアルイヤーに実施できなかったことは残念ではありますが、このコロナ禍が去ったのちに、共に歓喜の調べを高らかに演奏できることを夢見て、まずは日本で開催する本年末の全交響曲連続演奏会を成功に導きたいと思います。

どうぞ引き続き夢響をよろしくお願いいたします。

音楽監督
石川智己


皆様

ご無沙汰をいたしております。先に行いましたクラウドファンディングでは多くの皆様からの温かいご支援を賜ることができました。改めて御礼申し上げます。

さて、6月中旬より様々な検証結果や情報などを精査し、当団独自の新型コロナウィルス感染拡大防止策を策定し、細心の注意を払いつつオーケストラのリハーサルを進めてまいりました。今のところ、つつがなくリハーサルが進んでおります。

そのような状況の中、この演奏会のトリを飾る「第九」に必要不可欠な合唱のリハーサルが開始できずにおりました。演奏会まで半年となり、第九の3楽章まででこの演奏会は終わらざるを得ないのかと、決断の時が迫ってきておりました。

そこに飛び込んできたのが、東京混声合唱団様が開発・制作された「歌えるマスク」に関する情報でした。その効果の確認と合唱のリハーサルにおける感染拡大防止策の改定を急ぎ、ついに今月下旬より合唱のリハーサルを開始することにいたしました。

この後、世界の新型コロナ情勢がどのように推移していくのかは、専門家でない私にはまったくわからないことではございますが、その時その時にできることをできる範囲で、できる限りやっていくことにより、本年末の「ベートーヴェン全交響曲連続演奏会~生誕250周年を祝して~」の最後に「歓喜の歌」が杉並公会堂に響くのではないかと信じております。

事実上中断しておりました合唱メンバーの募集も再開いたしました。細心の注意を払い、皆様の不安を少しでも拭いながら進めてまりますので、「第九を歌いたい!」そう思っている方は是非、本公演にご参加くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

音楽監督
石川智己